養殖用飼料の規格 |
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1 配合飼料 ハマチ用配合飼料の生産量の推移を図1に示しました。 昭和61年度の約3万トンから平成10年度には12.7万トンまで伸長してきました。固型飼料を見ると右肩上がりの増加で,平成10年度には,わずかですが粉末飼料を上回りました。労力,漁場環境,飼料の改良等の面からも,今後も固型飼料の生産量の増加傾向は続くものと思われます。 2
養殖業漁家の経営 |
3 飼料安全法 飼料の安全性の品質等については,飼料安全法に規定されており,同法に基づいて製造販売されています。飼料安全法とは「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」の略称で,昭和50年に公布されました。この法律を読むと,飼料及び飼料添加物の製造等に関する規制,飼料の公定規格の設定及びこれによる検定等を行うことにより,飼料の安全性の確保及び品質の改善を図り,もって公共の安全の確保と畜産物等の生産の安 定に寄与することを目的としているとうたってあります。要するに,飼料は安全でなければならない,生産性を阻害するものであってはならないということでしょうか。 4 対象動物 5 表示義務
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