第287号 平成13年1月
シラヒゲウニの種苗生産
@親ウニ仕立て :殻径80mm前後のウニを奄美海域より空輸し,1ヶ月ほど養成
A8腕期幼生 :ふ化後12〜30日,約1mm の浮遊幼生,2種類の珪藻を給餌している。
B付着直前幼生 :(左)ふ化後30日頃,0.7mm
(右)ふ化後30日頃,0.33mm,このあと波板に付着して完全なウニの形となる。
C標識用染色 :
稚ウニをアリザリンコンプレキソン(染料)に浸漬,口にある中間骨の
蛍光を観察して放流ウニを判別する。
うしおの内容
シラヒゲウニの種苗生産・中間育成,放流について (栽培センター 猪狩)
山川湾の漁場環境としての特徴(貝毒調査から見えてくるもの) (生物部 稲盛)
鮮度とは? (化学部 上村)
水産資源の調査.研究 (漁業部 板坂)