(第1926報)
平成13年度 第27報
(平成13年10月4日〜10月10日)【旧暦:8/18〜8/24,月齢:16.7〜22.7,潮汐:中〜小潮】
今週のトピック 鹿児島湾口部の薩摩半島側定置でカンパチが好調。 |
※ 海 況
定期客船観測(10/9〜10/10)による表面水温
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実測値 |
前週比較 |
平年比較 |
評 価 |
谷山沖 |
25.46 |
-0.41 |
+0.53 |
やや高め |
竹島沖 |
26.51 |
-0.16 |
+0.18 |
平年並み |
屋久島 |
27.14 |
-0.12 |
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黒 潮 |
27.61 |
-0.09 |
+0.26 |
平年並み |
与路島 |
26.97 |
-0.38 |
-0.12 |
平年並み |
甑海峡 |
25.59 |
-0.77 |
+0.61 |
やや高め |
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(甑航路は10/9現在)
10月3日に屋久島の北10.8マイル付近にあった黒潮北縁域は,その後南下し,10日現在,中之島の南12.6マイル付近にある。
定期客船観測による各海域の表面水温は,
10月10日現在,全般に前週より降温した。平年との比較では,鹿児島湾内で“やや高め”,竹島周辺海域・黒潮流域・奄美海域で“平年並み”となっている。
甑航路フェリー観測による甑海峡中央部の表面水温は,9日現在,前週より降温し,平年との比較では“やや高め”となっている。
※ 漁 況
〇まき網
阿久根港入港船は,大型船延べ2統が野瀬沖でウルメ他を平均で4.4トン/統の漁。中型船延べ7統が長島・川内・甑西・串木野沖でマアジ(仔・小)・サバ(中)・アオアジ他を平均で
7.3トン/統の漁。
枕崎港入港船は,大型船2統が宇治・野間沖でムロアジ(小)・ウルメ他を9.1トン/統,中型船延べ3統が宇治・島間沖でムロアジ・ゴマサバ(中)他を平均で7.8トン/統の漁。
〇定置網
西薩海域南部では,マルソウダ(300g)が1日のみ4トン/統の漁。
鹿児島湾口部の薩摩半島側では,カンパチ(2〜3kg)が週計で700尾/統,サワラ(5〜10
kg)が週計で40〜50尾/統,ギンガメアジ(0.5〜1.5kg)が100〜200kg/統・日の漁。
鹿児島湾口部の大隅半島側では,カマスザワラ(10〜40kg)が5〜7尾/統・日,トビウオ(300g)が5〜8kg/統・日の漁。
〇その他の漁業
・棒受網
北薩海域では,週計で延べ15隻がキビナゴ主体に7.8トンの漁。
・キビナゴ刺網
甑島海域では,5〜6箱/隻・日の漁。
熊毛海域では,20箱/隻・日の漁。
・イセエビ刺網
西薩海域では,200〜300gサイズを7〜10kg/隻・日の漁。
鹿児島湾口部の薩摩半島側では,300〜400gサイズを4〜5kg/隻・日の漁。
志布志湾では,400gサイズを5〜6kg/隻・日の漁。
・ブリ飼付け
鹿児島湾口部薩摩半島側では,3〜4kgサイズを50〜140尾/統・日の漁。
・一本釣,他
西薩海域では,フグ籠でサバフグ(200〜300g)を1日のみ43kg/隻,刺網でチダイ(200〜
300)を20kg/隻・日の漁。
奄美北部海域では,一本釣りにより週計で延べ4隻がカツオ(1〜2kg)を2.5トン,週計で延べ5隻がキハダ(1〜2kg)を3トン,メバチ(3〜4
kg)を1.5トン,旗流しにより週計で延べ5隻がキハダ(20〜30kg)を3トンの漁。
〇バショウカジキ情報
西薩海域では,流し刺網で1日のみ20〜30
kgサイズを5〜6尾/隻の漁。
西薩海域南部では,定置網で20〜30kgサイズを1日のみ17尾/統の漁。
鹿児島湾口部薩摩半島側では,定置で20〜
30kgサイズを1日のみ20尾/統の漁。
鹿児島湾口部大隅半島側では,流し刺網で,18〜40kgサイズを1尾/隻・日の漁。