(第1901報)
平成13年度 第2報
(平成13年4月5日〜4月11日)【旧暦:3月12〜18日/月齢:11.1〜17.1/潮汐:中潮〜中潮】
今週のトピック 屋久島周辺海域ではでカツオ(3〜6kg)を1〜3d/隻・日と引き続き好漁。 |
※ 海 況
定期客船観測(4/10〜11)による表面水温
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実測値 |
前週比較 |
平年比較 |
評 価 |
谷山沖 |
18.38 |
+0.40 |
+0.85 |
やや高め |
竹島沖 |
21.95 |
+2.12 |
+1.55 |
やや高め |
屋久島 |
22.74 |
+0.36 |
− |
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黒 潮 |
23.73 |
+0.10 |
+0.57 |
やや高め |
与路島 |
21.82 |
+0.54 |
+0.43 |
やや高め |
甑海峡 |
17.79 |
+0.95 |
−0.39 |
平年並み |
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(甑航路は4/12現在)
4月5日に屋久島の南4マイル付近にあった黒潮北縁域は,南下し,4月10日現在,中之島の北5マイル付近
にある。
定期客船観測による各海域の表面水温は“やや高め”となっている。
甑航路フェリ-観測による甑海峡中央部の表面水温は,4月12日現在,前週より0.95℃昇温し,平年と比較すると
“平年並み”となっている。
※ 漁 況
〇ま き 網
阿久根港入港船は,大型船3統が宇治及び甑北で大サバ主体に6.1d/統,中小型船5統が阿久根,川内,甑西
で豆マアジ,豆マルアジ主体に3.2d/統・日の漁。
枕崎港入港船は,大型船1統が内之浦沖でウルメイワシを10.9d,中型船1統が開聞沖で豆アジ主体に9.2dの漁。
山川港入港船は中型船1統が中サバ主体に4.9dの漁。内之浦港入港船は,中小型船1統が大サバ主体に5.3d
の漁。
〇定 置 網
甑島の1統では,1日のみブリ(5〜6kg)が 200尾の入網。
西薩南部では,1日のみ1統でブリ(5〜6s)が80尾,豆アジ(100g)が0.6dの入網。
鹿児島湾口部,薩摩半島側の1統では,1日のみブリ(5〜6kg)が200尾の入網。
鹿児島湾口部,薩摩半島側の1統では,1統のみ豆アジ(100g)が1d/日の入網。
志布志湾南部では,週計でカタクチイワシが3.3d,マルソウダが13.9dの入網。
大隅半島東岸では,延べ34統でソウダカツオ,マアジ,カタクチイワシ他が週計で40.2dの入網。
〇その他の漁業
・棒 受 網
北薩海域では,週計で10隻がカタクチを3.5dの漁。
・吾智網
西薩海域では,チダイ(400g)とマダイ(0.8〜1.4kg)を多い船で80s/隻・日の漁。
・バッチ網
西薩・大隅海域ともに低調な漁模様。西薩海域では多い船で1d/統の漁。
・底曳網
志布志湾では,ハモ(1kg)を35kg/統・日の漁。
・トビウオロ-プ曳
熊毛海域では,大トビ(500g)を500〜9000尾/統の漁。
・曳縄・一本釣り
西薩南部海域では,一本釣りでイサキ(300〜 400g)を10kg/隻の漁。
南薩海域〜熊毛海域では曳縄でハガツオ(1.2〜1.5s)が多い船で150kg/隻,低調になった。
・カツオ一本釣り
屋久島周辺海域ではカツオ(3〜6kg)を1〜3d/隻・日と引き続き好漁。
奄美北部海域では,5隻の週計でカツオ(1s)及びシビ(10kg)を主体に3.6dの漁。
・マグロ旗流釣
奄美北部海域では,4隻の週計でキハダ(30〜40s)及びシビ(20kg)を2.0dの漁。
・ソデイカ旗流釣
奄美南部海域では,ソデイカ(15s)を30尾/隻の漁。
・モジャコ調査速報(おおすみ,4/4〜12)
<流れ藻の数>平年に比べ多い。
<モジャコ付着状況>平年に比べ少ない
<モジャコの全長>平年に比べて小さい