調査期間:平成27年2月20日〜21日鹿児島県水産技術開発センター
調査船 :おおすみ 67t 平成27年3月9日発行
調査海域:南薩・屋久島
【海 況】・・・“やや低め”から“平年並み”
・黒潮北縁域は,2月20日には屋久島御崎の南11.4マイル付近にあった。その後北上し,2月22日には屋久島御崎の北4.0マイルにあり,接岸傾向であった。
・定期船による観測2月下旬の各海域の平均水温は,黒潮流域で21.3℃(やや低め),薩南海域で19.0℃(平年並み),西薩海域で16.1℃(平年並み)であった。
※1 平年値は,昭和56年から平成22年までの平均値。
【調査結果】
(1)流れ藻の分布
・流れ藻の視認個数は363.8個/10マイルであった。(非常に多い印象)
・採集した流れ藻は6個で,重量は1.4〜12.2kg(平均6.6kg)であった。
(2)モジャコの付着状況
・流れ藻1kg当たりの付着尾数は0.08尾であった。(非常に少ない印象)
・モジャコ以外の雑魚はほとんどなかった。
(3)モジャコの大きさ
・採捕したモジャコは3尾で,平均全長は28.7mmであった。