調査期間:平成27220日〜21日鹿児島県水産技術開発センター
調査船 :おおすみ 67t 平成2739日発行
調査海域:南薩・屋久島
【海 況】・・・“やや低め”から“平年並み”

 ・黒潮北縁域は,2月20日には屋久島御崎の南11.4マイル付近にあった。その後北上し,2月22日には屋久島御崎の北4.0マイルにあり,接岸傾向であった。

  ・定期船による観測2月下旬の各海域の平均水温は,黒潮流域で21.(やや低め),薩南海域で19.(平年並み),西薩海域で16.(平年並み)であった。
 ※1 平年値は,昭和56年から平成22年までの平均値。
【調査結果】
1)流れ藻の分布

  ・流れ藻の視認個数は363.8個/10マイルであった。(非常に多い印象)

  ・採集した流れ藻は6個で,重量は1.4〜12.kg(平均6.kg)であった。

2)モジャコの付着状況

  ・流れ藻1kg当たりの付着尾数は0.08尾であった。(非常に少ない印象)

  ・モジャコ以外の雑魚はほとんどなかった。

3)モジャコの大きさ

  ・採捕したモジャコは3尾で,平均全長は28.mmであった。