2021.3.23

 

八代海

 

長島町浦底湾で有害種のヘテロシグマアカシオによる赤潮が確認されたことから,本日付けで赤潮注意報を発出します。

 

[1]3月23日の調査結果

本日,長島町浦底湾奥において着色域が確認され,東町漁協が調査したところ,ヘテロシグマ アカシオが最高75,000細胞/mL(1m)確認されました。

 

[2] 今後の赤潮発生の予想

本種は,日中は表層に集積し,夜間は全層に拡散する傾向があります。

今後,水温等の環境条件によっては,本種が増加し赤潮が拡大する可能性があります。

各漁協・養殖業者におかれましては,検鏡により細胞密度を把握し,海水の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに,餌止めを実施する等の十分な対策をお願いします。

 

※ヘテロシグマアカシオの特徴

・適水温15-25

適塩分はきわめて広い。

・魚毒性が強く,致死細胞密度はブリで10万細胞/mL前後,カンパチで3万細胞/mL前後。

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