(第1936報)
   平成13年度 第37報
(平成13年12月13日〜12月19日)【旧暦:10月29日〜11月5日/月齢:27.8〜4.3/潮汐:大〜中潮】
今週のトピック   大隅・熊毛海域のまき網でムロアジが好漁。
 
※ 海 況
定期客船観測(12/18〜12/19)による表面水温
  実測値 前週比較 平年比較 評  価
谷山沖 18.58  −0.73  −0.37 やや低め
竹島沖 20.96  −1.57  −0.62 やや低め
屋久島 20.95  −1.00    −  
黒 潮 23.65  −0.85  +0.05 平年並み
与路島 23.52  −0.66  +0.44 やや高め
甑海峡 17.85  −1.94  −0.92 やや低め
     (甑航路は12/19現在)
黒潮北縁域の変動
 12月12日に中之島付近にあった黒潮北縁域は,その後,北上し,19日現在,屋久島の南11マイル付近にある。
 定期客船観測による各海域の表面水温は,すべての海域で前週より降温し,平年値との比較では,“やや低め”〜“やや高め”。
 甑航路フェリー観測による甑海峡中央部の表面水温は,12月19日現在,前週より1.9℃降温し,平年値との比較では,“やや低め”となっている。
※ 漁 況
漁場図
集計表
〇まき網
 阿久根港入港船は,中型船延べ6統が串木野沖,甑周辺,長島沖でアオアジ中・アオアジ豆主体に159トンの漁で,そのうち1統が100トン/日の漁。
 枕崎港入港船は,大型船延べ5統が馬毛島周辺等でムロアジ中主体に46.8トン/統,中型船延べ14統が内之浦沖等でムロアジ小主体に19.1トン/統の漁。
 内之浦港入港船は,中型船2統がムロアジ主体に4.3トン/統の漁。
定置網
 西薩南部では,1統当たり多い日でイサキ(300g主体)が200kg,カンパチ(1kg)が100kg,ウスバハギ(1.5kg)が60kg,カマスが100kg,タチウオ(300g)が
500kg,サワラ(0.5〜1.0kg)が100kg,サワラ(2〜3
kg)が15尾の入網。
 鹿児島湾口部,薩摩半島側では,1統の多い日でハガツオ(1.5〜2.0kg)が800kgの入網。大隅半島側では,多い日でタチウオ(300〜500g)が60kg/統,ウスバハギ(1.5〜2.0kg)が30kg/統,ヒラソウダ(600g)が70kg/統,カマスが60kg/統の入網。
 志布志湾南部では,大型1統の週計でマアジが700kg,マダイが480kg,ブリが450kgの入網。
 大隅半島東岸では,週計延べ53統でカタクチ,ソウダ主体に21.1トンの入網。
その他の漁業
・ブリ飼付け
 甑島海域では,5kgサイズを主体に多い日で90尾,南薩海域では,5kgサイズを主体に10尾前後と低調,鹿児島湾口部薩摩半島側では,4kgサイズを100尾,大隅半島側では,3〜10kgサイズを30尾の漁。
・吾智網
 西薩海域では,マダイ(1kg主体)を多い船で20s/隻の漁。
・バッチ網
 西薩海域では一部の海域でカエリを2トン/統。志布志湾は少なくなってきた。
・トビウオロ-プ曳
 熊毛海域では,5統が多い日で大トビ(15尾/箱)75箱,中トビ(20尾/箱)45箱と低調な漁。
・刺網
 甑島海域では,キビナゴを多い船で15箱の漁。
 熊毛海域では,キビナゴを多い船で5箱の漁。
 西薩海域では,サワラ(2〜3kg)を20kg/隻,
チダイ(200〜300g)を50kg/隻の漁。
 鹿児島湾口部大隅半島側では,イセエビ(300g主体)を多い船で30kgの漁。
・一本釣り他
 甑島海域では,ヨコワ(2〜3kg)が多い船で100
kgの好漁。
 熊毛海域でアサヒガニ(300〜400g)を多い船で40kgの漁。サバフグを多い船で100kgの漁。
 奄美南部海域では,旗流し釣りで,シビ(20〜45kg)主体に500kg/隻の漁。ソデイカ(8〜9kg)を3日操業で40〜50尾/隻の漁。