2013.8.28浦底

赤潮注意報続報

八代海注意報 No.2-1

[1]8月27日の調査結果
 26日に長島町の浦底湾でヘテロシグマ アカシオによる赤潮,また白瀬湾でプロロセントラム デンタータムを主とする混合赤潮(ヘテロシグマ アカシオを含む)が発生したとの情報があり,27日調査を実施しました。
 その結果,浦底湾は全体的に着色していましたが,ヘテロシグマ アカシオは最高で2細胞/ml確認されたのみで,珪藻類が非常に多く,これによる着色と考えられました。
 なお白瀬湾は着色域は見られず,ヘテロシグマ アカシオも確認されませんでした。

数字はヘテロシグマ アカシオの細胞数(cells/ml)

浦底湾 湾奥部 0m 0
     湾奥部 2m 1
     湾央部 0m 1
     湾口部 0m 2
     湾口部 3m 0
白瀬湾 湾中央 0m 0

[2] 今後の赤潮発生の予想
 浦底湾は前日までのヘテロシグマ アカシオによる着色域はみられず,珪藻類が優占している状況でした。また白瀬湾は着色域は見られず,有害種も確認されませんでした。
 八代海南部海域では9月までヘテロシグマ アカシオによる赤潮が発生しており,状況によっては細胞数が増加する可能性がありますので,出現海域付近の養殖場では今後も注意が必要です。



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