2013.6.3警報マリーナ-2

鹿児島湾

赤潮警報発令中

[1]6月3日の調査結果
 本日,鹿児島水技センター及び牛根漁協が鹿児島湾を調査したところ,牛根麓の一部でシャットネラ マリーナによる着色がみられ,表層で2400cells/mlでした。その他の海域では,着色域は確認されず,表層で7〜15cells/ml確認されました。珪藻類は,全体的にやや多い状況でした

数字はシャットネラ マリーナの0,5,10m層での細胞数合計(cells/ml)

居世神 7,4,1
牛根境 13,13,5
福山    8,3,2
隼人   12,6,4
湾中央 15,10,3
園山   15,9,5
重富   12,8,2
竜ヶ水   13,16,9

[2] 今後の赤潮発生の予想
 これまでの降雨により栄養塩が供給されていること,明日から天候が回復する予報であることから今後細胞数が更に増加し,着色域が拡大する可能性があります。よって,現海域付近の養殖場では検鏡により細胞数の動向を把握し,海水の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに,餌止めの徹底等の対策が必要です。


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