2013.4.18

八代海

[1] 4月17日の調査結果

(1) 赤潮生物の出現状況
 全調査点において有害種による着色域は確認されませんでした。
 有害種については,薄井,獅子島〜水俣の中央,獅子島〜出水の中央,出水沖,脇崎,元ノ尻瀬戸,茅屋,浜漉の表層のそれぞれ海水1Lを1000倍に濃縮して検鏡したところ,シャットネラ属やコクロディニウムは確認されませんでした。
 珪藻類は,全体的に少ない状況でした。

数字はシャットネラ属の,( )内数字はコクロディニウムの0m層の細胞数(cells/ml)

〈濃縮検鏡1000倍〉
元ノ尻瀬戸 0.000(0.000)
脇崎 0.000(0.000)
薄井 0.000(0.000)
獅子島〜出水の中央 0.000(0.000)
出水沖 0.000(0.000)
獅子島〜水俣の中央 0.000(0.000)
茅屋 0.000(0.000)
浜漉 0.000(0.000)

(2) 海 況
 表層水温は八代海全域で15.5〜16.2℃で平年同時期よりやや低め,塩分は32.3〜32.8で平年同時期よりやや低め,DOは8.0〜8.5mg/Lで平年同時期並み,透明度は7.0〜14.0mで平年同時期よりやや低めとなっています。

[表層水温平均]
15.9℃ 平年比−0.8℃ 平年よりやや低め
[表層塩分平均]
32.6  平年比−0.7 平年よりやや低め
[表層DO平均]
8.4mg/l 平年比+0.4mg/l 平年並み
[透明度平均]
10.0m 平年比−1.4m 平年よりやや低め

※平年値:H15〜H24年の4月の平均値

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