2013.3.15

八代海

[1] 3月14日の調査結果

※時化のため,12定点のうち,脇崎,伊唐島東,幣串,柏栗の4定点の調査を実施。

(1) 赤潮生物の出現状況
 全調査点において有害種による着色域は確認されませんでした。
 有害種については,薄井,脇崎の表層それぞれ海水1Lを1000倍に濃縮して検鏡したところ,シャットネラ属やコクロディニウムは確認されませんでした。
 珪藻類は,全体的にほとんどない状況でした。

数字はシャットネラ属の,( )内数字はコクロディニウムの0m層の細胞数(cells/ml)

〈濃縮検鏡1000倍〉
脇崎 0.000(0.000)
薄井 0.000(0.000)

(2) 海 況
 表層水温は八代海全域で13.4〜13.7℃で平年同時期並みめ,塩分は32.8〜32.9で平年同時期よりやや低め,DOは8.5〜8.7mg/Lで平年同時期よりやや高め,透明度は10.0〜13.0mで平年同時期並みとなっています。

[表層水温平均]
13.6℃ 平年比−0.1℃ 平年並み
[表層塩分平均]
32.8  平年比−0.6 平年よりやや低め
[表層DO平均]
8.5mg/l 平年比+0.6mg/l 平年よりやや高め
[透明度平均]
11.0m 平年比−0.4m 平年並み

※平年値:H15〜H24年の3月の平均値

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