2013.1.16

八代海

[1] 1月15日の調査結果

(1) 赤潮生物の出現状況
 全調査点において有害種による着色域は確認されませんでした。
 有害種については,薄井,獅子島〜水俣の中央,獅子島〜出水の中央及び出水沖の表層,脇崎,元ノ尻瀬戸のそれぞれ海水1Lを1000倍に濃縮して検鏡したところ,シャットネラ属やコクロディニウムは確認されませんでした。
 珪藻類は,全体的に少ない状況でした。

数字はシャットネラ属の,( )内数字はコクロディニウムの0m層の細胞数(cells/ml)

〈濃縮検鏡1000倍〉
元ノ尻瀬戸 0.000(0.000)
脇崎 0.000(0.000)
薄井 0.000(0.000)
獅子島〜出水の中央 0.000(0.000)
出水沖 0.000(0.000)
獅子島〜水俣の中央 0.000(0.000)

(2) 海 況
 表層水温は八代海全域で13.3〜15.2℃で平年同時期並み,塩分は32.8〜33.5で平年同時期よりやや低め,DOは8.0〜8.5mg/Lで平年同時期並み,透明度は12.0〜16.0mで平年同時期よりやや高めとなっています。

[表層水温平均]
13.8℃ 平年比±0.0℃ 平年並み
[表層塩分平均]
33.0  平年比−0.6 平年よりやや低め
[表層DO平均]
8.2mg/l   平年比+0.3mg/l 平年並み
[透明度平均]
14.5m 平年比+1.2m 平年よりやや高め

※平年値:H15〜H24年の1月の平均値

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