2012.5.16

八代海

[1] 5月15日の調査結果

(1) 赤潮生物の出現状況

 調査全域で,有害種による着色域はみられませんでした。
 有害種については,御所浦,薄井,脇崎の表層及び底層,田竹,浜漉,小島元の表層及び5m層を採水した海水1Lを濃縮(1000倍)して検鏡したところ,シャトネラ属やコックロディニウム ポリクリコイデスは確認されませんでした。珪藻類は,水俣沖でやや多かった他は,ほとんどみられない状況でした。
 また浦底湾についても,着色域はなく,有害プランクトンは確認されませんでした。

数字はシャトネラ属の,( )内数字はコックロディニウムの表層,底層(田竹,浜漉,小島元は表層,5m層)の細胞数(cells/ml)

(濃縮検鏡 1000倍)
御所浦 0,0(0,0)
薄井 0,0(0,0)
脇崎 0,0(0,0)
田竹 0,0(0,0)
浜漉 -,0(-,0)
小島元 0,0(0,0)

(2) 海 況

[表層水温平均]
18.3℃ 平年比 -0.8℃ 平年よりやや低め
[表層塩分平均]
33.9  平年比 +1.0 平年よりやや高め
[表層DO平均]
7.5   平年比 +0.2 平年並み
[透明度平均]
13.5m 平年比 +1.4m 平年よりやや高め

※平年値:H15〜H23年の5月の平均値

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