2012.4.18

八代海

[1] 4月17日の調査結果

(1) 赤潮生物の出現状況

 調査全域で,有害種による着色域はみられませんでした。
 有害種については,御所浦,薄井,脇崎の表層及び底層を採水した海水800ml〜1Lを濃縮(800〜1000倍)して検鏡したところ,シャトネラ属やコックロディニウム ポリクリコイデスは確認されませんでした。珪藻類は,獅子島北部〜水俣付近は多いが,他は少ない状況でした。

数字はシャトネラ属の,( )内数字はコックロディニウムの表層,底層の細胞数(cells/ml)

(濃縮検鏡 800〜1000倍)
御所浦 0,0(0,0)
薄井 0,0(0,0)
脇崎 0,0(0,0)

(2) 海 況

[表層水温平均]
16.1℃ 平年比 -0.7℃ 平年よりやや低め
[表層塩分平均]
32.2  平年比 -1.1 平年よりやや低め
[表層DO平均]
8.8   平年比 +0.9 平年よりやや高め
[透明度平均]
12.2m 平年比 +0.9m 平年よりやや高め

※平年値:H15〜H23年の4月の平均値

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