2012.3.10山川湾注意報続報-5

山川湾赤潮注意報続報No.5

[1]3月10日の調査結果
 本日午前,山川湾を調査したところ,ディクチオカ スペキュルムを最高58cells/ml,シュードシャトネラ ベルキュローサを最高2cells/ml,また,ヘテロシグマ アカシオも最高1cell/ml確認しました。
 なお,珪藻類は全体的に少ない状況でした。

[2] 今後の赤潮発生の予想                       ディクチオカ スペキュルムとシュードシャトネラ ベルキュローサは,昨日より減少しましたが,珪藻類は少ない状態が続いています。
 今後の環境の変化によっては,有害種が増殖することも考えられますので,今後とも漁場周辺の採水・検鏡を行って漁場環境の把握に努めるとともに,状況に応じて餌止めを実施するなど,十分な注意が必要です。

[表層水温]
15.3〜17.0℃
[表層塩分]
31.9〜33.5
[表層DO]
6.9〜8.0mg/L

数字はディクチオカ スペキュルムの0m,5m,10m,20m,30,40m層での細胞数(cells/ml)

内港    24,37,20
造船所前   32,46,15
湾奥部     28,58,7
湾中央    24,19,11,2,16,19
湾口部    31,9,7
  〃          8,4,1
外港前       3,15,6



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