2012.2.17山川湾

山川湾赤潮調査

[1]2月17日の調査結果
 本日午前,山川湾を調査したところ,湾全域で着色域は確認されず,ディクチオカ藻類のシュードシャトネラ ベルキュローサを最高1cell/ml確認しました。珪藻類は少ない状況でした。

[2] 今後の赤潮発生の予想
 シュードシャトネラ ベルキュローサによる着色は本日も確認されず,細胞数も前回調査時(2/15)よりさらに減少しています。
 しかし,現在,山川湾全域の栄養塩レベルは高く,今後の環境の変化によっては,本種が再び増殖することも考えられますので,今後とも漁場周辺の採水・検鏡を行い,漁場環境の把握に努めるとともに,状況に応じ,餌止めの実施や継続等,十分な注意が必要です。

[表層水温]
14.5〜15.6℃
[表層塩分]
33.7〜34.1
[表層DO]
7.7〜7.9mg/L

数字はシュードシャトネラ ベルキュローサの0m,5m,10m,20m,30,40m層での細胞数(cells/ml)

湾奥部    0,0,1
湾中央    0,0,0,0,0,0
湾口部            1,0,1
  〃                0,1,0
外港前           0,0,0
外港沖      0,0
湾外避難場所    0,0,0


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