2011.9.30貧酸素

鹿児島湾貧酸素情報

[1]9月30日6:30の牛根漁協の調査結果

(1) 貧酸素の状況
 4.0mg/lを下回る貧酸素水塊は確認されなかったが,依然として酸素濃度が低い状況が継続しています。

数字は水深0m,5m,10m,15m,20m,30m,40m層での溶存酸素量(mg/L)

居世神沖 5.3,5.0,5.2,4.9,* , * , *
辺田沖  5.7,5.3,5.2,5.0,4.7,4.3,4.0
牛根境沖 5.0,4.5,4.6,5.0,* , * , *
中磯沖  5.0,4.8,4.6,4.7,4.6,4.6,4.4

(2) 海 況
 表層水温は24.8〜25.0℃と,平年(28.0℃)より低め。

(注意事項)

今後,表層水温の降下によって起こる鉛直循環が活発となる10月下旬までは,中層付近では現在の貧酸素状況が継続,または更に進行する可能性があると思われます。
・給餌の際,魚群が遊泳すると,貧酸素層 の水が表層まで浮き上がるおそれがあります。
・過去,溶存酸素が4.0mg/lを下回った状況での給餌で,へい死事故が発生した事例がありますので,注意が必要です。
・給餌の前には,必ず溶存酸 素量を確認し,餌食いの状況を見て,無理な給餌を避けた方がよいでしょう。

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