2010.6.22

[水技センター,牛根漁協,垂水市漁協調べ]

6/21 鹿児島湾調査結果。

 全調査点で有害種による着色域はなし。湾奥部は降雨による濁りがほぼ全域でみられた。珪藻類はほとんどみられない。有害種は,セラチウム属(フスス,フルカ)を最大64cells/ml確認。また,シャトネラ マリーナを5定点で1〜2cell/ml確認。その他,湾奥東側の表層で,セン毛虫類のメソディニウム ルブラムが117〜300cells/mlと多い状況。
 今後の細胞数の推移に注意が必要です。定期的に検鏡を行い,細胞数の把握に努めましょう。

数字はセラチウム属の0m,10m層での細胞数合計(cells/ml)
( )内数字はシャトネラ マリーナの0m,10m層での細胞数(cells/ml)

竜ヶ水沖 1,3(2,-)
重富沖 4,1
隼人沖 17,-
湾奥中央 2,-
桜島古河良 15,1(-,1)
牛根麓 14,6(1,-)
牛根境 64,2
福山沖 23,-(1,-)
桜島沖小島沖 10,2(-,1)
海潟沖 35,-
永田川沖 10,6

[表層水温平均]
23.2℃ 平年並み
[表層塩分平均]
25.3 平年より低め
[表層DO平均]
7.2 平年よりやや低め
[透明度平均]
5.3m 平年並み


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