2010.3.18
[1]3月17日の鹿児島湾調査結果
(1) 赤潮生物の出現状況
有害種はセラチウム属(フスス,フルカ)が1〜4cells/ml確認されましたが,ヘテロシグマ アカシオ,シャトネラ マリーナ等は確認されませんでした。
湾奥部は全体的に微細藻類が多く,珪藻類はほとんど見られませんでした。
(2) 海 況
表層水温は湾央部で16.2〜16.3℃と平年同時期並み,湾奥部で16.1〜17.5℃と平年同時期よりやや高め,また表層塩分については32.9〜34.4で平年同時期並み,透明度は平年同時期よりやや低めとなっています。
水 温:平均 16.3℃
湾奥部 16.3℃
湾央部 16.3℃
塩 分:平均 33.6
湾奥部 33.3
湾央部 34.4
透明度:平均 8.4m
湾奥部 6.0m
湾央部 15.7m
表層DO:平均 7.9mg/l
10m層DO:平均 7.6mg/l
(平年値は平成1〜21年3月の平均値)