2008.08.11
[東町漁協,水技センター調べ]
8/11八代海調査結果。
全調査点において着色域は確認されず。有害種については下記のとおり。
シャトネラ マリーナ細胞数(細胞/ml)
幣串沖 1(0m)
獅子島〜水俣間 1(0m)
水俣沖 3(0m),1(5m) 
珪藻類はほとんど確認されず,その他のプランクトンについても少ない状況。(伊唐沖,幣串沖ではメソディニウム多い)
現在の状況では,しばらくの間は有害種による赤潮形成の可能性は低いと思われます。なお,熊本県や天草市の本日調査によるとシャトネラ属(マリーナ,アンティーカ混合)を御所浦島周辺で1細胞/ml。姫戸沖で15細胞/ml確認しており,大矢野町宮津湾でシャトネラ アンティーカを53細胞/ml確認していることから,本日付けで熊本県が八代海にシャトネラ属の赤潮警報を発令しています。(大矢野町でのシャトネラ アンティーカの53細胞/mlについては有明海に面した湾)。
また,現在有明海ではシャトネラ アンティーカによる赤潮が発生していますので,これらの着色域が八代海へ流入してくることも考えらますので,熊本県の情報等も考慮に入れて,定期的な検鏡等,注意が必要と思われます。
[表層水温平均]
27.6℃ 平年±0
[表層塩分平均]
32.0
[表層DO平均]
6.5
[透明度平均]
10.8m

次回調査は18日(月)を予定。
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