2008.04.03
4/3鹿児島湾赤潮調査結果

全調査点において着色域は確認されず。湾奥部については微細藻類が多い状況で,その他のプランクトンは非常に少ない状況。なお,ヘテロシグマ アカシオ,シャトネラ マリーナ等の有害種については確認されませんでした。
今後の予想)
 鹿児島湾内沿岸部では夜光虫(ノクチルカ シンチランス)による赤潮が狭い範囲ながら確認されています。例年4〜5月に赤潮を形成する種ですので,今後も所々で着色が見られると思われます。有害種については確認されていませんので,今後しばらくの間は有害種による赤潮形成の可能性は低いでしょう。
 最後に,鹿児島湾は今後,水温の上昇に伴いプランクトンの増殖が活発になる赤潮シーズンに入っていきますので,各漁協・養殖業者におかれましては,定期的に漁場周辺の採水・検鏡を行い,有害プランクトンの有無など漁場環境の把握に努めて下さい。
次回調査は4/23を予定

表層水温は平年よりやや低め。
平均:16.2℃
(15.7-17.4℃)
塩分平均:33.9
DO平均
表層:8.5
10m :8.3
透明度平均:7.5m


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