2008.06.24
[東町漁協,水技センター調べ]
6/24八代海調査結果。
週末からの雨の影響で,全調査点で塩分濃度が低く,河川水の影響と思われる濁りが全調査点で見られました。全体的に珪藻類が多い状況。なお,有害種については脇崎沖にてコクロディニウムを53細胞/ml確認しましたが,その他の調査点ではコクロディニウムは確認されませんでした。また,10mまでの柱状採中(脇崎,水俣沖のみ)において,脇崎沖にてシャトネラ マリーナを19細胞/L確認しました。(1Lあたりですので,通常レベル。いつもの表現だと0.019細胞/mlという数字です)
脇崎沖については,Prorocentrum triestinumが3750細胞/mlと多い状況ですので,コクロディニウムの大増殖にはつながらないと思われます。(風・潮流によって集積したと思われます)
[表層水温平均]
22.5℃ 平年-0.7
[表層塩分平均]
22.4
[表層DO平均]
8.3
[透明度平均]
3.5m

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