一般に球形シャトネラとも呼ばれますが,シャトネラ マリーナとは別種です。他県水試の報告によれば4,000cells/mlでもハマチは斃死しませんが,魚体サイズの大きいカンパチに酸欠様の幣死が見られることから,本種がカンパチに対する強い魚毒性(最低致死濃度:200〜300cells/ml)をもっている可能性があります。
 幣死した魚が,給餌後であったり,薬浴中であったりすることが多いことから,細胞数の多いしばらくの間は魚を安静に保つなど十分な注意が必要です。

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