2024.5.31

 

八代海

 

八代海 赤潮注意報 No.1

 

5月30日,東町漁業協同組合,熊本県水産研究センターが調査した結果,


有害種のシャットネラ アンティーカの増殖が確認されたので,本日付で

赤潮注意報を発出します。

 

[1]5月30日の東町漁業協同組合,熊本県水産研究センターによる調査結果

八代海の広い範囲で本種が確認され,最高11 細胞/mL(樋島東)でした。

[2]今後の赤潮発生の予想

現在,八代海の広い範囲で本種が確認されています。

今後の状況によっては本種がさらに増殖する おそれがあります。

各漁協・養殖業者などにおかれましては,漁場周辺の採水・検鏡により十分な

監視をお願いします。

また,海水の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに,必要に応じて餌止めや

避難方法の事前確認等の対策を実施してください。

 

※シャットネラ アンティーカの 特徴

・適水温23~26℃, 適塩分30以下

・魚毒性がきわめて 強く,最低致死細胞密度は30~50細胞/mL 


   (次回調査は6月上旬を予定)