2022.8.24
八代海
八代海 赤潮警報解除(続報No.1-6)
八代海の本県及び周辺海域では,カレニアミキモトイの細胞密度が減少したことから,現在発出している赤潮警報を解除します。
[1]8月23日の水産技術開発センターによる調査結果
8月12日の東町漁業協同組合調査では,カレニアミキモトイの最高細胞密度は34,000細胞/mL(獅子島幣串沖)でしたが,本日の調査では,津奈木沖の13細胞/mLで,着色域は見られませんでした。
珪藻類は概ね全域で多く,八代海中部以北では珪藻類による濁りも見られています。
[2] 今後の赤潮発生の予想
八代海では8月19日(当センター実施)や20日(東町漁協実施)等の調査結果を含め,本種は減少し,競合種である珪藻類が増加傾向にあることから,本県海域における本種による赤潮は終息したものと考えられます。
各漁協・養殖業者などにおかれましては,今後も有害赤潮プランクトンの早期発見のため,定期的な検鏡を実施するなど,監視をお願いします。
(次回調査は9月上旬を予定)