2022.8.19
八代海
八代海 赤潮警報続報No.1-5
[1]8月19日の水産技術開発センターによる調査結果
カレニアミキモトイは,本県海域では細胞数が減少し,最高細胞密度は脇崎沖及び桂島東の140細胞/mLで,着色域は見られませんでした。
[2] 今後の赤潮発生の予想
本種は,八代海南部の本県周辺海域で減少していますが,東町漁業協同組合の調査では八代海中部海域(熊本県御所浦島・田浦沖から以北)で着色域が確認され,場所によっては1万細胞/mLを超える細胞密度が見られており,今後も状況によっては拡散・移動,また集積するおそれがあります。
本種は魚介類に対する毒性が強い種であることから,各漁協・養殖業者などにおかれましては,引き続き海水の色や魚介類の状態に細心の注意を払い,必要に応じて漁場周辺の採水・検鏡による監視と餌止め等の対策を行ってください。。
(次回調査は8月下旬を予定)