2022.8.16


八代海



八代海 赤潮警報続報No.-4

 

[1]8月16日の鹿児島県水産技術開発センター及び東町漁業協同組合による調査結果

カレニアミキモトイの細胞密度が10,000細胞/mLの海域が見られ,八代海の中部を中心に本種による着色域が確認されました。最高細胞密度は10,000細胞/mL(熊本県樋島沖)

 

[2] 今後の赤潮発生の予想

本種の細胞数は減少傾向にありますが、依然、八代海の広範囲で確認され,競合種である珪藻が少ないこと、水温、塩分が概ね増殖に好適な環境にあることから、今後も状況によっては拡散・移動,また集積するおそれがあります。

本種は魚介類に対する毒性が強い種です。引き続き,各漁協・養殖業者などにおかれましては,漁場周辺の採水・検鏡により十分な監視をお願いします。

また,海水の色や魚介類の状態に細心の注意を払うとともに,必要に応じて餌止めや避難等の対策を実施してください。

 

(次回調査は8月中旬を予定)

 

 

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