2022.8.1

八代海

八代海　赤潮注意報No.１

　

カレニアミキモトイの着色域が確認されたので，本日付で赤潮注意報を発出します。

[1]８月１日の東町漁業協同組合による調査結果

本日，東町漁協が実施した調査で，本種による帯状の着色域が伊唐東沖から幣串沖にかけて確認され，最高細胞密度は3,000細胞/mLでした。

[2] 今後の赤潮発生の予想

現在，熊本県の調査でも本種が八代海の北部から中央部にかけ範囲で確認されていること，水温・塩分が概ね増殖に好適な環境にあることから，今後の状況によっては本種のさらなる増殖や，風向きや潮流によっては拡散・移動するおそれがあります。

各漁協・養殖業者などにおかれましては，漁場周辺の採水･検鏡により十分な監視をお願いします。また，海水の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに，必要に応じて餌止めや避難方法の事前確認等の対策を実施してください。

 

（次回調査は８月上旬を予定）

 

 

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