2021.7.27

 

八代海

 

八代海では,シャットネラ アンティーカの細胞密度が減少していることから,7月15日付けの赤潮警報(シャットネラ アンティーカ)は解除し,注意報に切り替えます。

[1] 7月27日の水産技術開発センターによる調査結果

7月15日付けの当センター調査では,シャットネラ アンティーカの最高細胞密度は1,889細胞/mL(熊本県大築島北沖)でしたが,本日の調査では,最高細胞密度は42細胞/mL(熊本県大築島北沖)でした。

 [2] 今後の赤潮発生の予想

シャットネラ アンティーカの細胞密度は全体的に減少し,低密度で小康状態にあると考えられます。しかしながら,八代海の北部から中部にかけて本種が確認されていること,また競合種である珪藻類が八代海全域で少ないことから,状況によっては,細胞密度が増加する可能性があります。

各漁協・養殖業者などにおかれましては,引き続き,定期的な検鏡を継続し,十分な監視をお願いします。

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