2019.8.9

 

八代海

 

[1] 8月8日の調査結果

(1)
赤潮生物の出現状況
 全調査点において,有害種による着色は確認されませんでした。 通常検鏡でヘテロシグマ アカシオが調査定点で1細胞/L確認されました。 濃縮検鏡でシャットネラ属が4カ所で最高0.005細胞/mL確認されました。 珪藻類は調査定点は多く,他は少ない状況でした。

(2) 海 況

水 温:平均 27.4℃(平年比±0 ℃,平年並み)

塩 分:平均 31.3 (平年比+0.5 ,やや高め)

透明度:平均 8.1m (平年比-0.3m,平年並み)

 平年値は平成元~30年の8月上旬の平均値

[2] 今後の赤潮発生の予想

今回の調査で,有害種であるヘテロシグマ アカ シオやシャットネラ属が確認されています。 現在,競合種である珪藻類はほぼ全域で少ない状況であり,今後の状況によっては有害種が増殖する可能性がありますので注意が必要です。 各漁協・養殖業者におかれましては,定期的な検鏡等を継続し,十分な監視をお願いします。

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