2018.8.13
八代海注意報続報 No.1-1
シャットネラ アンティーカが八代海の広い範囲で確認されています。
[1] 8月13の鹿児島県水産技術開発センター、東町漁協による調査結果
13日の当センター,東町漁協の調査で,本種が八代海の広い範囲で確認され,最高4細胞/mL(田浦沖,戸馳島沖)でした。
[2] 今後の赤潮発生の予想
現在八代海では,本県海域を含む広い範囲で本種が確認されていること,競合種である珪藻類は八代海北部で多いが他では少ないことから, 今後の状況によっては本種がさらに増殖するおそれがあります。
各漁協・養殖業者などにおかれましては,漁場周辺の採水・検鏡により十分な監視をお願いします。 また,海水の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに,必要に応じて餌止め等の対策を実施して
下さい。
※シャットネラ アンティーカの特徴
・適水温23~26℃,適塩分30以下。
・魚毒性がきわめて強く,最低致死細胞密度は30~50細胞/mL。