2017.4.13
鹿児島湾
鹿児島湾 赤潮情報No.1
[1] 4月4日の調査結果
(1) 赤潮生物の出現状況
調査海域で有害種は確認されませんでした。また,8日に垂水市海潟地先で増殖が確認(最高212細胞/mL)されていたセラチウム属は最高22細胞/mL(調査定点②)でした。珪藻類については,ほとんどない状況でしたが,湾奥部で微細藻類が最高1,400細胞/mL確認されました。
鹿児島湾では,3月13日にヘテロシグマ アカシオの赤潮注意報が発出されていましたが,昨日の調査では調査全域で確認されなかったことから,同日付け赤潮注意報(ヘテロシグマ アカシオ)は解除します。
なお,水温の上昇に伴い,プランクトンの増殖が活発になる赤潮シーズンに入っており,競合種である珪藻類はほとんどない状況であることから,今後有害種が増殖する可能性があります。
各漁協・養殖業者におかれましては,定期的に検鏡等を継続し,十分な注意をお願いします。
(次回調査は4月下旬を予定)